

Doxy PEPとは

Doxy PEPとは
Doxy PEP(ドキシサイクリン曝露後予防)は、性交渉後72時間以内に抗菌薬を内服することで、クラミジア・淋病・梅毒といった性感染症の発症を予防する方法です。
Doxy PEPは性感染症を100%予防するものではないため、当院では性感染症の検査とDoxy PEPの処方は必ずセットで行っています。
HIVへの効果はありません。
性感染症への有効性
- クラミジア:約88%感染リスクを低減
- 淋病:約55%感染リスクを低減
- 梅毒:約87%感染リスクを低減
もっと詳しく知りたい!
Doxy PEPは性行為の「あと」に抗菌薬を内服して菌の増殖を抑えることで性感染症の発症を予防する方法です。
Doxy PEPの臨床研究は2023年に発表されたばかりであり、世界的に確立している予防法ではありませんが、予防効果が高いことから米国等で推奨されている方法を当院は採用しています。
Doxy PEPは性感染症を100%予防するものではないため、当院では性感染症の検査とDoxy PEPの処方は必ずセットで行っています。
梅毒・淋菌・クラミジアの治療はDoxy PEPでは行えません。予防に用いる抗菌薬と治療の抗菌薬は異なります。
当院でのDoxy PEP開始条件
- 当院でHIV PrEPを継続中、または 他院でHIVの治療中であること
- 当院でHIV・梅毒・淋菌・クラミジア検査(咽頭/陰茎/肛門)を受けて頂くこと
- 性交渉の回数・嗜好などのご質問に回答いただけること
※SH外来・保健所などの他施設での検査は当院で確認ができないため、当院の検査の代用とはできません。
HIV PrEPとDoxy PEPは
何が違うの?
HIV PrEPはHIVの予防法であり、性交渉の「まえ」に内服して予防するものです。
Doxy PEPは梅毒・淋菌・クラミジアの予防法であり、性行為の「あと」に内服して発症を予防するものです。
どちらも確実な検査と診察が安全な服用のために必要です。
Doxy PEPの服用方法
性行為の“あと”に内服します
Doxy PEPは性交渉後72時間以内(24時間以内か出来るだけ早期を推薦)にドキシサイクリンという抗菌薬を200mg(100mg錠を2錠)内服します。
性行為が連日ある場合には、連日の内服が可能ですが、24時間以内に200mgを超えないように内服を行います。

HIV PrEPだけを行うのか、加えてDoxy PEPも行うか迷ったらぜひ診察時にご相談ください。
性行為の頻度やリスク、ご自身の性格によって適切な予防方法が変わります。